■「性」はグラデーション
近年、テレビやネットで「LGBT」という言葉を聞くことが増えてきました。
「ジェンダーレス」「ユニセックス」という考え方も、もはや当たり前になってきています。
テレビで自らのセクシュアルマイノリティ(性的少数者)を公開する芸能人も増えており、最近ではYoutubeでも「レズ・ゲイ」の恋人とのチャンネルを持っている「カップルYoutuber」が人気を集めています。
日本の民間団体による調査では、「LGBT」は13人に1人いると言われています。
学校の1クラスに大体2~3人いることになりますね!
13人に1人という割合は、全人口における「佐藤」さん・「鈴木」さん・「高橋」さん・「田中」さんの割合(約5%、20人に1人)よりも多いそうです。
この数値を見ると、「自分はLGBTではないから関係ない」とも言えないと思いませんか?
一昔前だと、「男が男を好きなんて有り得ない」「女は女らしくしなさい」なんて教育が当たり前のようにされてきました。
世間の目も厳しく、理解をしてもらえないことで辛い想いをされた方も多かったのではないかと思います。
ですが現在、若い世代の間では、セクシュアルマイノリティも「自分らしさ」「個性」として認める動きが高まってきています。
■そもそもLGBTとはなにか?
「そもそも「LGBT」ってなに?」という方は、まずこちらをご覧ください。
以上4つのセクシュアルマイノリティの頭文字をとった言葉が「LGBT」です。
しかし「LGBT」という言葉の知名度が上がれば上がるほど、「セクシュアルマイノリティはレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーのどれかである」と決め付けてしまう人が増えてしまいました。
そのため最近では、「LGBTQIA+」という表記が使われることが多くなっています。
性別は「男と女」だけではなく「自分の心の中に男性が○割、女性が○割いる」という方や「自分の性別は男でも女でもない」という方などもおり、定義づけのできない名も無き性が多く存在しています。
■女性に「カッコいい髪型にしてください」と言われたらどうしますか?
多様な性に対応できるよう、様々な工夫をする美容室が増えています。
HPに「LGBTの方でもお気軽にお越しください」という表記があったり、スタッフにLGBTの方がいたり、性別を問わず誰でも利用できるようなトイレを設置したり、どんな方に対しても理解を示してくれるオーナーがいたり…。
女装・男装のヘアメイクをしてくれるお店などもあるようです。
女性が「男性っぽい」、男性が「女性っぽい」髪形をオーダーすることもあると思います。
ですがお客様の言葉だけに耳を傾けるのではなく、その本心を汲み取って理解を示すことで本当に満足していただける接客ができるのではないかと思います。
■まとめ
性別を意識しない「美」のあり方。美容師は、トレンドや時代と共に変わってゆく「美」を「ヘアスタイル」という形にしていかなければなりません。「配慮」をすることが必要なのではなく、「理解」をすることが重要です。
よく「性」はグラデーションと言います。「性」も十人十色です。
時代の背景やその実態を捉え、追及できる美容師が今後活躍できる時代になってくるのではないでしょうか?
●ブログバックナンバー●
・【Enjoy.美容師ライフ(美容業界小ネタ集)】
【美容師の収入・月収】スタイリスト・アシスタント・見習いの現実!?
・【QJエージェントってなに?】
②QJエージェントを頼ってみよう
その他の求人はこちらから検索♪
《https://www.qj-agent.jp/search/condition》
–☆agent公式Instagramも日々更新中☆-
Enjoy.美容師ライフ(@enjoy_biyoushi_life)
《https://www.instagram.com/enjoy_biyoushi_life/?hl=ja》
【re-quest/QJ agent 美容師転職】
転職先サロンの紹介サポートサービス。
就職・転職に関する相談や
求人紹介・面接サポート・待遇交渉など
様々なサービスを無料で利用できます。
《公式HP→https://www.qj-agent.jp/》
<お問い合わせ>
株式会社セイファート キャリアデザイン事業部
東京都渋谷区渋谷3-27-11 祐真ビル2F
TEL:03-5464-1339
MAIL:qjagent@seyfert.co.jp